2011年11月30日水曜日

宮城の地で頑張っています!

震災から8ヶ月が経とうとしています、窓からの景色は瓦礫はほとんど無くなったものの「荒りょう」とした景色が相変わらず広がっていますが、「被災地」も良きにつけ悪しきにつけ変わってきました。

良かったことは、「スーパーマーケット内」での、女性達の会話の内容が日に日に「日常生活」に則した内容となってきたことです。それは楽しい話題ばかりではありませんが、最後に「頑張ろうね」が
合言葉のように交わされます。

悪いことは(私、個人の感想ですが)仮設住宅に住む人達と、自宅が難を逃れ自宅に住む人達との間に、見えない壁が出来つつあるように思います。

仮設住宅の入口には、防犯の為か「パトカー」が常駐していることが多いのですが、在宅の方たちは、仮設住宅の敷地に入る時に遠慮がちになってしまいます。

又「復興支援」のイベントも仮設敷地内で行われることが多く、仮設住宅外の方達は遠巻きにそれを
眺めている状態です。

是非見えない線を引かない取り組みを行っていただきたいと思います。

これらの瓦礫も今は綺麗に片付いています。


そんな日常生活の中、最近うれしい出来事がありました。仙台市内の仮設住宅にお住まいの、
お客様宅に訪問し、今後の生活再建や住宅ローンの返済等についてご相談を受けた帰りに、
「これ皆で作って、近隣の小学校などに寄付してるのよ!小川さんもお子さんに差し上げてね」
と、一枚のタオルから作った「ぞうさんハンドタオル」でした、お世話になった方達に何かお礼が
したいとの一心で作られたのだと思いますが、

津波で全て流されながらも、東北の人達の義理堅さだけは「流されなかった」のだと思いました。

2011年7月14日木曜日

シングルライフを考える

少子高齢化・ライフスタイルの多様化に加え離婚、死別など様々な事情から、男女問わず、
「シングルライフ」を送る人が増えています。

誰もがいつかは一人で暮らすことになるかもしれないという視点で、
「シングルライフを送る人=おひとりさま」として、安心して暮らすにはどうしたらよいか、
又やがて訪れる老後への備えはどうしたらよいか等を考えてみたいと思います。

第1回

実態と課題

シングルライフを送る人は「未婚者」だけではありません、生涯独身(生涯未婚男女)だが親兄弟と暮らすなど一人暮らしとは限らない人達、配偶者と死別あるいは離婚し一人暮らしをしている男女(別居の子供がいる場合もある)と考えると、自分には縁が無い話とは誰もが言えないことだというのが解ります。

実際の統計で実態をみてみると、

50歳時点で結婚したことのない人の割合は最新の調査で、(生涯未婚率)

男性が15.96%  女性が7.25%となっており、高齢男性の約6人に1人は子供も配偶者もいないことになります。

また、2005年の国勢調査によれば、

65歳以上の一人暮らし世帯は386万世帯であり、
一人暮らし高齢者の内65歳以上人口に占める割合は男性が9.7%・女性が19.0%であり、

高齢男性の約10人に1人、高齢女性の約5人に1人が一人暮らしということになります。

さらに夫婦のみ高齢世帯も、配偶者と死別すれば一人暮らしになる可能性が高い。

今後の予想として「国立社会保障・人口問題研究所」の2009年の推計によれば、

2030年には65歳以上の一人暮らしは717万世帯に倍増するという。
65歳以上の夫婦のみ世帯も、465万世帯(2005年統計)から569万世帯に増加する。

これを割合でみると、2030年には日本全体の一般世帯のうち26.3%、4世帯に1世帯が、
一人暮らし高齢者か、その予備軍である夫婦のみ世帯となります。

30年前の統計と比べてみると、三世代同居が44.8%であるのに対し、現在は17.5%に
すぎず、この30年で急速に、一人暮らしあるいは夫婦のみの世帯が増加したことが解ります。

長らく「高齢者」が自立できなったときのケアや援助を担うのは「家族」の役割と考えられてきましたが、2000年に介護保険が導入され「介護の外部化」が進みつつはありますが、それでも家族介護
がまだまだ主流。

しかしながら、「平成19年国民生活基礎調査」によれば、

一人暮らしの世帯では「要介護者」がいる割合は、夫婦のみの世帯や三世代同居世帯と比べ
明らかに少ない。

一人暮らし世帯は介護が必要になると、衣食住さえままならなくなるので、早めに施設へ入居
するしかない、一方家族がいれば「身の回りの世話」は家族が行い、身体介護をプロに任せる
という役割分担ができるので、要介護度が高くても住み慣れた自宅で過ごせることが多い。

次回は終末期医療について、

2011年6月7日火曜日

わが町の復興に向けて


わが町(宮城県宮城郡七ヶ浜町)の「避難所」で毎週行ってきました、
「Cafe しちがはま」もいよいよ次回、6月11日が最終となります。

6月19日に完全閉所となります、避難所におられた方達の仮設住宅に移る目処がたったからです。

今は「うれしい」のですが「さみしい」気持ちもあります。

しかし、被災者の方達はこれからが、復興に向けてそれぞれ「ご苦労」されると思います。

今後も、地元からどんな「応援」ができるか検討中です。

個人でできる支援はたかが知れているかもしれませんが、

まず「見守る」、そして「いつもそばにいます」と伝えたいと思います。

早速本日、仮設住宅に入居されている方に「アルバイト」の依頼を行いました。

被災地にこれから一番必要なものは、「雇用」です。

この問題は、被災地に限らず現在の日本全体で、問題になっていることなので、

とても「私」の手に負える「問題」ではないかもしれませんが、

雇用に関する「情報」をできる限り「集めて」被災者の方々に「お知らせ」したいと思います。

この「ブログ」をご覧になっている方で、「雇用」に関する情報がありましたら、

是非、お知らせください。


2011年5月14日土曜日

がんと治療について

死因のトップは男女共「がん」です。


年齢と共に「がん」のリスクは増加していきます。

年齢と共に「がん」のリスクは増加していきます。



定期的な「がん検診」をうけましょう。早期発見が、がん治療の「特効薬」です。

40歳を過ぎたら、できれば3ヶ月に1度少なくとも6ヶ月に1度受診しましょう。 


  「がん」の治療内容も変わってきています。

入院は短く、費用は高く



          
                    治療中の入院日数は短くなり
 

    
  新しい治療方法の導入により治療費は、高額化していす
 
                            

   「がん検診も重要」ですが「がん」になってしまった時,
   頼りになるのは「がん保険」です。
   しかしながら、意外と「がん保険」に加入している方は少ない
   ようです。 
   また加入していても、古い「入院重視のがん保険」であったりし
   ます

   がん保険の加入やリニューアルを検討してみませんか?!

がん保険のご検討の際は、当社におまかせください。


コチラをご覧ください

2011年5月8日日曜日

「Cafe しちがはま」オープンしました。

本日より宮城県七ヶ浜町「国際村避難所」にて、「Cafe しちがはま」をオープンしました。これから毎週「日曜日」に営業(もちろん無料)します。友人の歯科医師の鈴木先生も、一緒に「臨時歯科医院」を開いていただけることになり、私も「住宅ローン・地震保険・震災関連融資制度・各種保険」の相談コーナーを開設しました。


皆さん久しぶりの「コーヒーおいしい!」と5回もおかわりする方もいて、「やってよかったなー」と、
本当におもいました。

住宅ローン・地震保険等の相談では、4人ほど相談を受け「震災被災者向け融資」の内容などをご説明しましたが、やはり地震保険の加入率23%という現実を改めて認識しました。

 また、一家の主を津波で亡くし今後の生活や子育てについて心配している「お母さん」に、加入中の生命保険の内容を説明し「災害での死亡ですので、災害割り増し保険金が死亡保障に上乗せされます。」と説明したところ、随分ほっとされておりました。

支援を継続する為にも、「仕事もがんばらないと!!」と思った一日でした。


本日の様子を「youtube」にアップしましたので、よろしければご覧ください。

2011年4月22日金曜日

避難所で炊き出しを行いました。

震災から1ヶ月以上が過ぎ、自宅が難を免れた私達はライフラインも復旧し徐々に震災前の生活に戻りつつあり、被災された方達に何かできないか考えるようになりました。
避難所には生活物資は現状足りている状況とのことで、食事等の炊き出しではなく、「おしるこ」の炊き出しを行いました、避難所ではお年寄りやお子さんが多いので大変喜んでいただきました。




今年の東北は、桜が開花した後も雪が降るなど、本格的な「春本番」ではないので暖かい「おしるこ」が少しでも皆さんの疲れを癒せれば幸いです。

 その後避難所の近くの老人ホームにも「大人用紙おむつ」「ミネラルウォーター」「消毒用用品」
「介護用下着」など皆様のご協力により届けることができました。



こちらも、職員さんに喜んでいただきました。
こちらの「老人ホーム」は「デイケアセンター」にもなっており、地域の在宅介護を受けているお年寄りの方達の大切な施設でもあり、引き続きバックアップしたいと思います。

 当社は、保険の販売を地域密着型の営業を行ってきましたので、日頃お世話になっている地元地域を微力ですが、今後とも出来る限りバックアップしたいと思います。

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2011年4月20日水曜日

地震保険

東日本大震災から早1ヶ月を過ぎ、被害の状況がだんだん詳しく解ってまいりました、亡くなられた方に対しては本当にに悔しい思いで一杯です。

 また幸いにも難を逃れた方におきましても、津波や地震で自宅を無くされた方も少なくないと思われます、今回は地震保険についてお話したいと思います。
以外と知られていないことですが、地震保険という保険は厳密に言うとありません。
地震保険は単独の保険ではなく「火災保険」に付ける保険なのです、ですから現在火災保険に加入されている方が地震保険が、付いてるか付いていないかまず確認しましょう。
住宅を購入する際に、多くの方が「住宅ローン」を利用されると思いますが、銀行や公庫で住宅ローンを契約する際に「火災保険」の加入をなかば強制的に加入させられますが、その際に火災保険加入額のチェックは行われますが、地震保険の加入については厳密に行われておりません。
 このような状況により地震保険に加入されていない方が以外と多いのです。
更に、火災保険は住宅ローンの返済期間と同じ期間加入できますが、地震保険は最長5年間の更新型なので、住宅購入から5年を過ぎ「更新」がなされず地震保険の未加入状態となっている方が
かなりいらっしゃいます。

入っているつもりが、補償が切れていたという状態では大変ですので、この際チェックしてみましょう。(現在、火災保険の保険料控除が廃止され、地震保険の保険料のみ税金の控除がありますので、サラリーマンの方は年末調整の際に地震保険料の控除証明が届いているかどうかが、目安となります)
 次に補償内容ですが、補償額は加入している火災保険の半分又は5千万円までです。
そもそも地震保険は、国の指導のもとに作られた保険ですので、どこの保険会社で加入しても補償内容と保険料は同じです。(但し対象物件の耐震構造により割引があります)














では今回の地震や津波の天災で被害を受けた場合どのように補償されるのでしょうか?

まず被害を受けた際に、対象物件の被害を分類します、分類は以下の通りです。

「全壊」「大規模半壊」「半壊」「一部損壊」の4つに分けられます。

「全壊」の場合は補償額(火災保険補償額の半額)の満額が支払われると思われるとお考えでしょうが、地震保険の場合は被災した時の時価額となっています。
 火災で全焼した際の補償額は、新価(新たに建築する際の費用)で算出し支払われますが、地震保険は違うので、気をつけましょう。
 結果として、古い建物については補償額は低くなります。 家財に対する地震の際の補償も基本的に同じです。

では、加入していても意味が無いのかというと未加入よりは絶対加入していた方が、よいでしょう。
「阪神淡路大震災」の際に支払われた「地震保険」の保険金の算出と、今回の「震災」の支払われる「保険金」の算出方法は、国の指針にのっとって行われるので、今後支払われる実績を、第二段で報告させていただきます。