2011年1月8日土曜日

自動車保険料、年代別に 60歳以上は負担大 損保大手


1月7日の朝日新聞によると、損保大手各社が大幅な保険料の改定を行うとの
発表がありました。
損害保険大手各社は4月以降、自動車保険の保険料を年代ごとに細かく分ける新しい料金体系を順次導入する。
現行では35歳以上なら保険料は同じだが、高齢者の事故の増加で保険金の支払いが増えているため、60歳以上のドライバーには若年層よりも保険料を大幅に高くする方針だ。
損保ジャパンは4月から全体の保険料を引き上げ、新しい料金体系を導入する。
 同社が6日明らかにした新体系では、



主に運転する人の年齢を
「30~39歳」「40~49歳」「50~59歳」「60~69歳」「70歳以上」と10歳ごとに分け、それぞれ保険料を決めた。

加入者が多い標準的なモデルでみると、値上げ幅は60歳未満は年1千円以下だが、
60~69歳では3千円、70歳以上は7150円と大幅に値上げする。

一方、20代の一部も4月から仕組みが変わり、年齢などの条件次第で保険料が上がったり下がったりするという。

損保大手各社の現行の保険料は、運転に不慣れな若者については細かく区切っているが、35歳以上は一律だった。

他の損保大手も、東京海上日動火災保険が7月から同様の仕組みで保険料を引き上げる方針。三井住友海上火災保険なども新体系の導入を検討している。

年齢層ごとの新体系を導入するのは、少子高齢化で高齢ドライバーが増え、高齢者による事故増加などで保険金支払いが増えているからだ。

警察庁の統計では、60歳以上の運転免許保有者は2009年が1996万9409人で01年に比べて約6割増えた。この結果、高齢ドライバーによる事故も増えている。

原付きを含むバイクや自動車の運転者が起こした交通事故件数は09年が01年比で22.8%減の69万7285件。

運転者の年齢別では59歳以下の年代ではいずれも減ったが、

「60~64歳」が14.3%増の5万7220件、
「65歳以上」が35.3%増の10万4870件。

国内の損保などが自動車の物損事故で支払った保険金額は

08年度が1兆7011億円と01年度からほぼ横ばいだが、

60歳以上は66.9%増の3371億円と、全体の約2割を占めた。

高齢ドライバーが事故に遭うと、若年層よりも治療期間が長くなり治療費が増える。損保大手各社の高齢ドライバーへの保険金支払いも増加しているが、これをまかなえるだけの保険料収入が増えていない。

高齢者は保険加入年数が長く、保険料が割り引かれている人も多く、保険料単価が若年層より安いからだ。このため、年齢層別に細かく分け、保険金支払額に見合った保険料を取るべきだと判断した。(寺西和男) 朝日新聞より引用

2010年の年末に、来年度より保険料率の改定が有ると聞いていましたが、
高齢者の方の負担増が、気になりますね。

都市部では、公共交通が充実していますが、地方では
一家に2台以上車を持つ家が多く、おじいちゃん又はおばあちゃん専用の車が有る家もめずらしくありませんし、老人のみ世帯も多く買い物に行ったり、病院に
行ったりと、生活には欠かせない状況です。

ガソリンもじわじわ値を上げてきていますし、
この上に保険料値上げとなると、大変ですね。


  少しでも安くなる方法はないものでしょうか?

                


ワンポイントアドバイス!!
 アドバイスその1

自動車保険は通常皆さん1年更新で、掛けているとおもいますが長期で加入する方法もあります。 具体的には契約期間は、当社で扱っている保険では
契約期間は、1年・3年・5年となっておりますので、4月変更前に長期契約
に切り替えておくと、保険料の値上がりを先送りできます。

アドバイスその2

保険料の支払いを、月払いで契約している方は年払いに変更することにより
月払い保険料の1年分より安くなります。
クレジットカード決済にして、カードの支払いはボーナス1回払いなら手数料が
取られないで済みますし、夏と冬のボーナス2回払いでも手数料は3.5%程度(楽天カードの場合)です。

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